縁起物ギフトの選び方は？おすすめ開運アイテムも紹介【退職・上司・年配向け】
大切な目上の方や年配の方、ビジネスでお世話になった上司や取引先へのプレゼント選びに悩んだ経験はありませんか？
「せっかく贈るなら、縁起がいい贈り物で喜んでもらいたい」と考える方も多いでしょう。
そんな時に注目したいのが縁起物ギフトです。縁起物とは昔から幸運や繁栄をもたらすとされる伝統的なアイテムのことで、贈り物にすれば相手の幸せや成功を願う特別なメッセージになります。
本記事では、特に年配の方やビジネスシーン向けに縁起物ギフトを選ぶポイントをご紹介し、話題の京華クラフトの「手作り金のなる木」を中心におすすめアイテムも解説します。
大切な人の記憶に長く残る、意味のあるプレゼント選びのヒントにぜひお役立てください。
縁起物ギフトとは？
縁起物とは、「これを持つと運気が上がる」「飾ると幸運を呼ぶ」 といった言い伝えや象徴的な意味を持つ物のことです。
例えば、招き猫は「商売繁盛」、鶴亀の置物は「長寿延命」、ダルマは「目標達成」など、それぞれが縁起の良い出来事を招くシンボルとして知られています。日本の文化ではお正月飾りやお守りなど、暮らしの中に縁起物が根付いていて、古くから贈答品としても用いられてきました。
こうした縁起物をギフトに選ぶことには、単なる物のやり取り以上の意味があります。贈る相手の健康や成功、繁栄を願う気持ちを形にできるため、特に目上の方への贈り物としてふさわしいのです。
高価すぎるブランド品や流行のグッズも喜ばれますが、そこに「縁起が良い」という付加価値が加わることで、年配の方には「昔ながらの縁起担ぎを大切にしてくれた」と感じてもらえ、ビジネスシーンでは「配慮の行き届いた気の利いた贈答」として印象付けることができます。
また、縁起物ギフトは年代や性別を問わず贈りやすい点も魅力です。たとえば和の伝統に根差した品は年配層に安心感を与えますし、洗練されたデザインの縁起物なら若い方や女性にもインテリアとして楽しんでもらえます。
相手の幸せを願う気持ちが形になった意味のある贈り物は、受け取った側の心にも長く残ることでしょう。
贈る相手別に見る、縁起物ギフトを選ぶポイント
縁起物ギフトを選ぶ際には、贈る相手別にふさわしい品や伝えたい願いを考慮するといいでしょう。同じ縁起物でも、渡す相手やシーンによって適切な選択肢やアプローチが異なります。
ここでは「上司」「取引先」「両親（年配の方）」「退職する同僚」といったシーンごとに、喜ばれる縁起物ギフトの選び方とポイントを見てみましょう。
上司へのギフトに縁起物を選ぶ場合
日頃お世話になっている上司への贈り物には、感謝と尊敬の気持ちを込めた品を選びたいものです。
上司は目上の方ですから、失礼のないよう上質で品格を感じさせるアイテムを選ぶのが基本となります。縁起物であればなおさら「これからも益々ご活躍ください」という気持ちを伝えられるでしょう。
例えば、デスクに置ける上品な置物やインテリア雑貨がおすすめです。商売繁盛を願う招き猫や、成功祈願の達磨（ダルマ）などは定番ですが、置き場所に困らない手頃なサイズ感や落ち着いたデザインのものを選ぶとオフィスにも馴染みます。
重要なのは、縁起の良い意味を上司の方が理解しやすいものを選ぶこと。贈る際に「◯◯には△△という意味がございますので……」と一言添えれば、より真心が伝わりやすくなるでしょう。
取引先へのギフトに縁起物を選ぶ場合
ビジネスで取引先へのギフトを贈る場面では、相手企業や担当者との関係を円滑にし、今後の発展を祈念する意味合いで縁起物を選ぶと印象的です。
ただし、取引先ギフトの場合は相手の業種や趣向にも配慮しましょう。あまりに宗教色が強かったり、個人的な趣味に偏る縁起物は避け、誰にでも良い意味だと分かるオーソドックスな縁起物がおすすめです。
例えば、取引先のオフィスに飾ってもらえるような福招きの置物はいかがでしょうか。先ほど挙げた招き猫や達磨のほか、開運を象徴する七福神や打ち出の小槌（一振りで財宝が出てくるという宝づくしの槌）など、小さめで品の良い工芸品は法人相手でも受け取りやすい贈り物です。
また、縁起物そのものではなくても縁起の良いモチーフをあしらった実用品も喜ばれます。たとえば鶴亀や松竹梅などおめでたい柄の高級手ぬぐいやタオル、招き猫のワンポイントが入った和菓子詰め合わせなど、「ちょっと縁起が良い演出」が施されたギフトは堅苦しすぎず相手先に好印象を与えるでしょう。
なお、取引先への贈答では相手に負担をかけない程度の価格帯に留めるのもマナーです。高価すぎる贈り物は先方に気を遣わせてしまいますので、縁起物ギフトの場合も豪華になり過ぎないよう注意します。
真心とセンスが感じられる適度な縁起物を選び、今後の取引の繁栄を祈る気持ちを込めて贈りましょう。
両親など年配の方へのギフトに縁起物を選ぶ場合
両親や親戚の方など、人生の先輩である年配の方へのプレゼントにも縁起物ギフトは最適です。年配の方は伝統や由来ある品物を好む傾向があり、「縁起を担ぐ」という文化的な価値観にも馴染みが深い世代です。そのため、年配の方へのプレゼントに縁起物を選ぶことは、相手に安心感と喜びを与えやすいと言えます。
ポイントは、相手の健康長寿や家庭円満を願う気持ちが伝わるものを選ぶことです。例えば、鶴と亀のモチーフは「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長寿の象徴であり、敬老の日の贈り物や還暦祝いなどにもよく用いられます。
鶴が描かれた掛け軸や亀の置物などは渋好みの方にも喜ばれるでしょう。また、縁起物として定番の招き猫も、実は右手を挙げたものは金運招福、左手を挙げたものは千客万来とされ、特に商売をしているご家庭や店を営む両親にはうれしい贈り物になるかもしれません。
さらに、年配の方には縁起物＋実用性を兼ねたギフトもおすすめです。例えば健康長寿を願う意味で高級なお茶や、縁起の良い紅白柄のタオルセットなど、普段使える品に縁起の要素を加えたものは、「使っても無駄にならず、しかも演技が良い」と喜ばれるでしょう。
相手が昔から知っている縁起物の話題で会話が弾めば、贈り物以上に心が通じ合うひとときになるかもしれません。
退職祝いのギフトに縁起物を選ぶ場合
長年勤めた会社を退職する同僚や上司への退職祝いには、これまでの労をねぎらいつつ、第二の人生の門出を祝う品を贈りたいものです。そこで縁起物のギフトを選べば、「これからも幸多き道でありますように」という温かなメッセージを伝えることができます。
退職祝いのシーンでは、相手のこれからの人生が豊かで実り多いものになるよう願いを込めた縁起物がおすすめです。例えば、新たな船出を象徴する七福神が乗った宝船の置物は「福をたくさん積んで出航する」というイメージにつながり、退職後の人生に幸運が訪れることを願うギフトになります。
また、今後の目標や夢に向かって頑張ってほしいというエールを込めて達磨を贈るのもユニークです。一度目を入れて願掛けし、叶ったらもう一方の目を入れる達磨は、退職後にやりたいことがある方への激励になるでしょう。
加えて、財運に恵まれ悠々自適に過ごしてほしいという気持ちから金運アップの縁起物を贈るのも喜ばれます。
退職祝いに縁起物ギフトを贈る際は、同僚一同で色紙やメッセージカードに寄せ書きを添えると一層心に残ります。「◯◯さんの門出をみんなでお祝いしています」という気持ちとともに縁起物を贈れば、きっと忘れられない記念品になるはずです。
年配の方やビジネスシーン向けの縁起物ギフト
縁起物ギフトにはさまざまな種類がありますが、ここでは年配の方やビジネスシーンでも特に喜ばれやすいアイテムをいくつかご紹介します。
中でも注目したいのが、京華クラフトが手掛ける「手作り金のなる木」です。伝統的な縁起物に現代のセンスと手仕事の温かみを融合させた唯一無二のギフトアイテムで、その魅力を詳しく見てみましょう。
手作り金のなる木（京華クラフト）
京華クラフトの「手作り金のなる木」は、金運アップの象徴である「金のなる木」をモチーフにした手作りのフラワーアレンジメントギフトです。随所に縁起の良い要素が散りばめられている点で特別な贈り物になっています。
「金のなる木」とは本来、多肉植物のカゲツ（花月）という緑の葉が硬貨に似た観葉植物の愛称で、「一攫千金」「富をもたらす」「幸運を招く」「不老長寿」といった縁起の良い意味を持つとされています。
京華クラフトのアレンジでは、全て手作り（独自のミラクルクラフト）で、神棚用の榊リーフ(アーティフィッシャルフラワー)と金粉を用いて多肉植物風に仕上げられています。さらに、幸福をもたらすよう四葉や五葉クローバー（自社にて生花からプリザーブド加工済み）と、京都御金神社で銭洗いされ金運の神様にお参りした五円玉がついています。
四つ葉のクローバーは言わずと知れた幸運のシンボル、五円玉は「ご縁がある」「円（縁）が結ばれる」として縁起が良く、特に御金神社は金運のご利益で有名な神社ですから、そのお守りのような五円玉が入っているのは金運祈願にぴったりでしょう。
見た目も華やかで、緑とゴールドを基調とした彩りはお部屋のインテリアとしても存在感があります。プリザーブド加工により本物の植物の美しさを長期間保つことができるため、生花のように水やりなどの手間がかからず、忙しい方やご高齢の方にも負担をかけません。
贈り物としてこの「手作り金のなる木」を受け取った方は、毎日眺めるたびに贈り主の心遣いを思い出し、温かな気持ちになれるでしょう。「お部屋に飾って以来、なんだか良いことが続いているのよ」なんて声が聞こえてきそうな、まさにミラクル（奇跡）を呼ぶ縁起物ギフトです。
特にビジネスシーンでは「会社に福を招くインテリア」として、年配の方には「綺麗で手間いらずなお守り」として、それぞれ重宝されることでしょう。
招き猫 — 商売繁盛・千客万来の定番アイテム
縁起物の代表格として外せない招き猫は、手軽で親しみやすいギフトとして人気です。右手を挙げた招き猫はお金を招く、左手を挙げた招き猫は人（お客）を招くと言われ、商売繁盛や家内安全の象徴とされています。
小さめの招き猫の置物であれば、職場のデスクや玄関先などちょっとしたスペースにも飾りやすく、取引先へのギフトにもよく選ばれます。最近では伝統的な焼き物だけでなく、モダンなデザインやカラフルな招き猫も登場しており、若い方へのプレゼントや海外の方へのお土産にも喜ばれるでしょう。
「これからもたくさんの幸運が訪れますように」という願いを込めて贈れば、可愛らしい猫がその気持ちを代弁してくれます。
達磨（ダルマ） — 目標達成・成功を祈る縁起物
赤い達磨もまた有名な縁起物で、贈り物としては相手の成功や目標達成を祈る意味があります。達磨は倒しても起き上がることから「七転八起」の精神を表し、受験や昇進、新規事業など節目のタイミングで贈られることが多いです。
プレゼント用には小ぶりでかわいらしい達磨や、現代アート風の達磨も登場しており、インテリアとして違和感のないおしゃれなものも選べます。
退職される方に「第二の人生でも新たな目標を見つけて充実した日々を送ってください」という願いを込めてミニ達磨を贈るのもユーモアと激励が伝わるでしょう。
達磨は片目を塗って願掛けし、願いが叶ったらもう片方の目を入れる風習がありますので、「願いがかなったらぜひもう一方の目を入れてくださいね」とメッセージを添えると、ただ飾るだけの置物以上の存在感を持った贈り物になります。
鶴と亀の置物 — 長寿と繁栄を願って
鶴亀は日本の伝統的なおめでたいモチーフで、年配の方への贈り物に最適です。先述したように「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるほど長生きの象徴とされており、還暦祝いや米寿といった長寿のお祝いにもよく用いられます。
木彫りや陶器、ガラス細工などで作られた鶴と亀の置物セットは、和室にも洋室にも飾りやすく高級感があります。ビジネスの場でも、取引先の創立◯周年記念などに「末長い繁栄」を願って鶴亀の置物を贈呈するといったケースがあります。
控えめで上品な縁起物なので、相手を選ばず喜んでもらえるでしょう。いつまでも健康で達者にという願いを込めて、目上の方への感謝や敬意を伝えるギフトとしてもおすすめできる一品です。
縁起物ギフトを贈る際のTPOとマナー
縁起物ギフトを選んだら、最後に心に留めておきたいのが贈る際のマナーや演出です。特に年配の方やビジネスシーンでは、贈呈の仕方ひとつで印象が大きく変わることがあります。
せっかくの意味ある贈り物ですから、TPO（時と場所、状況）に応じた気配りをし、より真心が伝わるように工夫しましょう。
まず目上の方や正式な場面に贈る場合は、熨斗（のし）や包装にも気を配ります。お祝い事であれば紅白の水引が付いた熨斗紙を掛け、「御礼」「御祝」など適切な表書きをして手渡すのが基本です。
カジュアルな場で渡すプレゼントでも、綺麗にラッピングを施すことで贈り物としての格が上がります。和風の縁起物には風呂敷包みなど凝った包装にすると「おっ」と感心してもらえるかもしれません。
渡すタイミングにも注意が必要です。ビジネスの場では、会合の冒頭ではなく別れ際に「本日はありがとうございました」と礼を述べつつ渡すのがスマートです。
目上の方や年配の方には、周囲に人がいる前で渡すよりも、少し落ち着いた場面でお渡しして丁寧にお礼やお祝いの言葉を添える方が相手に負担を感じさせません。退職祝いであれば送別会の最後に花束などと一緒に手渡すのが一般的でしょう。
また、縁起物ギフトならではの一言説明もぜひ添えてください。
例えば、
「この置物の鶴と亀には長生きの願いが込められております」
「この金のなる木は幸運のお守りとして人気なんですよ」など、
その品の持つ意味を簡潔に伝えると、もらった側はより深い気持ちで受け取ってくれます。
特に「手作り金のなる木」のようにストーリー性のあるギフトの場合、「京都の神社でお祓いされた五円玉が入っているそうです」と教えてあげると驚きと喜びが増すでしょう。
こうしたエピソードは、手仕事を重んじる方や伝統を大切にする年配層にも響きやすく、贈り物の価値を一層高めてくれます。
最後に、基本的なマナーとして相手の好みに配慮することも忘れずに。縁起物とはいえ極端に大きすぎる置物や派手すぎる色合いのものは、人によっては飾る場所に困ったり好みに合わない可能性もあります。
相手の家の雰囲気や性格を思い浮かべ、「この人ならきっと気に入ってくれるかな」と想像しながら選ぶと良いでしょう。相手にとって負担にならず心から喜んでもらえる形で贈ることが、プレゼントのマナーにおいて何より大切なポイントです。
心に残る縁起物ギフトで幸せのおすそ分けを
意味のある贈り物である縁起物ギフトは、単に物を渡すだけでなく「幸運や繁栄を祈る気持ち」を一緒に届けられる特別なプレゼントです。
年配の方へのプレゼントにも、ビジネスでの手土産やお祝いにも、縁起物を選ぶことで相手への思いやりや敬意がより伝わりやすくなります。
京華クラフトの「手作り金のなる木」のように、伝統的な縁起物に現代のアレンジを加えたアイテムは華やかさと由緒を兼ね備え、贈られた方の記憶に長く残ることでしょう。
大切な人への贈り物に迷ったら、ぜひ縁起物ギフトを選択肢に入れてみてください。
ただ物を贈るのではなく、「あなたの幸せを願っています」「これからも良いご縁がありますように」という温かな想いを形にできる縁起物ギフトは、贈る側と受け取る側の双方にとって幸運のおすそ分けとなるに違いありません。
心の込もった縁起物のプレゼントで、ぜひ素敵な笑顔と福を呼び込んでください。